私自身のお話しになります。
小さい頃からのデブ→痩せる→デブ→痩せるを繰り返して
気づいたことです。
この記事の内容
◆小さい頃からデブだった
デブでなによりも嫌だったこと
幼稚園の時、まわりの子よりもよく食べる子供でした。
そして早食いだったんです。
おやつもすごい食べてました。
けど、運動は苦手で
なので、デブまっしぐら。
一番嫌だったのは
毎年、夏休み、冬休みまえにクラスみんなの前で名前を呼ばれて
保健室に長期休暇中の運動、食べ物、おやつの指導を受けるんです。
小学校1年生から6年生まで皆勤賞でした。
みんなの前で名前を呼ばれることがなによりも嫌でした。
デブだから消極的
学校の授業も嫌いでした。
体育がある日はずる休みをすることが多かったですね。
学校に行ってもおとなしくて、いるかいないかわからないくらいで
先生に存在を忘れられたこともありました。
体育は応援されればされるほどに
惨めな気持ちになるのでほんとに嫌いで
チームプレイも自分のせいでいい結果が出せないと思いこんで
自分なんていない方がいいと思ってました。
家でも姉と比べられることが嫌で嫌でしかたがなくて
親戚の人が来ると自分の部屋に隠れてしまうくらい。
◆ダイエット、1年間で20キロ痩せた体験
高校1年生の時に姉に勧められたダイエットで20キロ痩せました。
どんな方法かと言うと
病院でしているダイエット方法でした。
①耳ツボを刺激
②漢方薬を飲む
③適度な運動をする
この3つをしていました。
適度な運動・・・でしたが
1日20分の運動から
どんどん体重が減って行くので
学校以外はほぼ部屋に閉じこもって運動、主にダンベル運動をしていました。
1年間、風邪をひいた1日だけは運動できませんでしたが
364日、毎日運動をして20キロのダイエットに成功しました。
もともとが164センチの85キロと大きかったので
痩せても65キロまで。
しかし、そのくらい痩せると
まわりからのストップがかかりましたね。
頬がこけて
胸がなくなり
顔色は常に青かったです。
それでも、「病気してでもいいから痩せたい」
そのくらいに思ってました。
◆デブじゃなくなったことでまわりの反応が変わる
もともと
「痩せればかわいい」といろんな人に言われていたので
かわいくなりました。
もちろん何回か告白されたこともありますが
正直言って
なんかうれしくない。
見た目が変わるとこうもまわりの反応が変わるのかと
余計にひねくれものになりました。
その後、短大に行きましたが
アルバイト先が飲食店だったゆえ、
まかないで徐々に体重が戻りました。
当時付き合っていた人もいて
痩せていた時につきあいはじめ
太っても変わらず付き合っていましたが
それでも
なんかうれしくない状態。
ずっとついてまわる虚無感はなんなのだろうかと思っていました。
◆2度目のダイエットは半年で15キロ減る体験
短大を卒業して
お勤めをしていました。
太っている自分がどうしても許せなくて
またダイエットをしました。
今回のダイエットは
①耳ツボダイエット
②サプリメントを飲む
③食事に気をつける
④週2回ダイエットサロンに通う
というものでした。
その頃は精神的にも病んでいたため
薬を飲みながらのダイエットは実は痩せにくいことを知りました。
しかし、
「痩せれば自分のなにかが変わるかもしれない」
そう思って励みました。
ダイエットの成功から自分の職業にする
耳ツボダイエットの成功から
私も資格を取得して雇われ店長を経て
サロンオーナーとして23歳の若さで自営業を始めました。
もちろん実体験があることが強味ですぐに軌道に乗ることができました。
その仕事をしている期間は
もちろん減った体重は戻ることなくキープしていました。
◆3回目のダイエットは3か月で10キロ減る体験
仕事を辞めて出産後の体重が戻りませんでした。
慣れない子育ての間の唯一の楽しみはスイーツを食べること。
体重は右肩上がりでした。
そろそろ、体重がピーク(85キロ)を超えそうだと言う時に
次にしたのが
アーユルヴェーダダイエットです。
①サプリメントを飲む
②食事に気を付け、毎日記録
③定期的にサロンに報告
このダイエットで3か月で10キロ痩せました。
◆ダイエットをしても、なぜ戻る?
ずっとこれに悩まされていました。
ダイエットに費やしたお金は100万近くではないでしょうか。
痩せてもじょじょに戻る。
デブになるのは簡単だけど
1キロ痩せるのに万単位の費用がかかります。
それでも、やっぱり痩せたかった。
自分が大嫌いだったんです。
好きになれなかった。
自分を好きになりたくてダイエットをするけれど
結局は戻ってしまう。
ずっとついてまわる虚無感にさいなまれていました。
自分が嫌い、そこをクリアしないとダイエットしても戻る理由は?
それで私が気づいたのが
デブ→痩せるの繰り返しは
デブだろうが
痩せていようが
自分自身を好きでありなさい
という意味なのではないかと感じました。
どんな外見でも自分自身を好きでいなさい
と言われているような気がしました。
いくらダイエットをしても
きれいになっても
自分を嫌いでいる人はいます。
いくら太っていても
自分を好きでいる人はいます。
その違いはなんなのか???
それは
「体形さえも個性」と考えられるかどうかです。
どんな体形でも自分は自分と思えるかどうかです。
自分を受け入れて肯定してからのダイエットと
自分否定からするダイエットではおのずと結果も変わってきます。
体、体重だけではなく
心と向き合って
心と体の両方変わってこそ「ダイエットに成功した」
本当に変わることができたと言えるのだと思います。