【書評】人のために頑張りすぎたあなたへ 根本裕幸著「疲れた時に読む本」

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頑張りすぎた 疲れた

今回の書評は心理カウンセラーの根本裕幸さんの

「人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本」(大和書房)です。

根本さんは予約3か月待ちの大人気カウンセラーです。

実はFacebookでつながっていて、本の出版のことをシェアしたらコメントを頂きました。

お忙しいのにコメントをくださる気さくさがまたよりファンにさせますね。

◆優しいと言われることが苦通でしかなかった私の体験

相手の気持ちが第一

空気を読みすぎる

みんなに喜んでほしい

「相手もわかっているはず」と期待していませんか?(本文から抜粋)

この本の帯にはこう書かれています。

私自身、幼い頃から「優しい」と言われていました。

とにかく空気を読むのです。

誰が何をして欲しいかがわかってしまうので、ついついやってしまう。

しかし、社会人になってその「優しい」と言われることが苦通でしかたなくなってきたのです。

優しいことによっていつも損な役回りをしていたかと思います。

いつしか辛くて人に会う事もできなくなった時期もありました。

◆疲れた原因は「お察し上手」

お察し力の高い人は、察する、気づくだけではく、その場の空気をうまくまとめるために行動もできます。さらに、口出しをして事態がこじれると思えば、言いたいことがあってもそれを胸の内に収めておけます。(本文から抜粋)

では、お察し上手な人が陥る幻想について

「いつかわかってもらえる」(本文から抜粋)

「自分が我慢すれば丸く収まる」(本文から抜粋)

「これだけ頑張れば、喜んでもらえる」(本文から抜粋)

これらは幻想でしかないのです。

そう思っているとどんどん報われない状態になってきます。

いつかわかってもらえるとか

どれだけ我慢しているかや

自分のがんばりを察してくれる人は少ないのです。

つまりは、自分と他人は違うということ。

自分は「人よりも察しやすい」と自覚することが大事なのです。

◆疲れた原因は「他人軸」だから

「他人軸」で生きる、というのは、他人の価値観や考え方を優先して、自分の言動を決めてしまう生き方のことです。(本文から抜粋)

「お察し上手」な人は、あらゆることに敏感なため、周りから受ける情報量が圧倒的に多いのです。周りの人の言動や感情に振り回されやすくなり、自分を見失ってしまうことが珍しくありません。(本文から抜粋)

もともとお察し上手な人は「自分軸」であり

喜んでもらいたくて自分の意志で行動をするけれど

報われなくて相手の反応によって振り回される「他人軸」になる流れのようです。

相手に気を遣っているとき、「与える」とは正反対の「取引」が生まれます(本文から抜粋)

私自身もそうですね。

最初は「みんなに喜んでもらい」という気持ちで自ら行動をするのですが

それが「あたりまえ」や「当然」と思われた時に悲しくなっていました。

そしてどんどん自己肯定感が下がり「他人軸」へ

喜んでもらいたいという気持ちだけで行動していたのに

いつからか取引する気持ちがあり苦しくなっていきました。

◆疲れない自分になるために自分軸でいる

①気を遣う場面を選択できる

相手がどう思うかよりも、自分がそれをすることの喜びを優先できるのです。

②他人か自分か、優先する立場を選択できる

自分軸は確立すると今までのように他人を優先することもできるし、自分を優先することもできる、という「選択肢」が生まれます。

③「周りがいい人ばかり」と気づく

困っている人の中にもいいところがあるってわかってきますし、相手を信頼することもできるようになるのです。(本文から抜粋)

「優しい」と言われて苦痛を感じていた私でしたが

今現在はだいぶ自分軸であると感じました。

まず、いろいろなことに察し気づきますが

「あえてやらない」「気づいてないふり」をする時もあります。

なぜかと言うと人を信頼しているからです。

先取り先取りでその人の喜ぶことをやっていたら、

実はその人の自分でやる力を奪ってしまうと思っているからです。

なので、頼まれるまで手を貸さない主義です。

子育てでもそうですが

ぎりぎりまで見守って、できなそうだったら手伝うようにしています。

先取りしていてはその子のためにならないからです。

逆に自分自身でも人を信頼することによって

また、自分自身が頼まれるまでやらない主義なので

人に「頼む」「甘える」ということができるようになったかと思います。

ここまでなるにはそうとうな時間を要しましたね。

◆なぜそんなにも頑張りすぎたのか

なぜ、そんなにも人の気持ちを考えてしまうのか?

なぜ、よかれと思って相手に合わせてしまうのか?

なぜ、場の空気を読んで自分の思いを我慢するのか?

なぜ、相手のためにそれだけエネルギーを使えるのか?

なぜ、相手の気持ちを察することがこんなにもできるのか?

「人が好きだから」ではないでしょうか?(本文から抜粋)

これを読んだ時泣きそうになりました。

ここまで人のためを思うのは「人が好きだから」

自分は損な役回りばかりと思っていたけれど

実は「人が好きだからこそできたこと」なのだということ。

あなたが今まで手を差し伸べ、気を遣い、我慢することで助けられた人、喜んでくれた人、幸せを感じた人はきっといます。(本文から抜粋)

◆まとめ

いかがでしたでしょうか?

根本裕幸著「人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本」(大和書房)

根本裕幸さんの著書「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れないための方法」(フォレスト出版)とあわせて読むと、よりわかりやすい内容かと思います。

また、私自身は幼い頃から「優しい」と言われて育ち

社会人になってからは「優しい」と言われることが苦痛でしかたなかったけれど

今現在は敏感すぎるところを活かす仕事にもつき

また、自分軸で考え行動できるようになったので

自分の成長をすごく感じた一冊でした。

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