今回の書評は
エミリー・ワプニック著/長澤あかね訳
「マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法」(PHP)
この本を読んだきっかけは
私自身がなにをやっても飽きっぽいところがありました。
ある一定期間集中してがんばって結果を出した途端に飽きるのです。
まわりからは
「なぜこれだけの結果を出して辞めるの?」と言われたり
私自身もわからないのです。
ただ気持ちが離れてやる気がなくなる。
まわりの人達は一つの仕事に集中している人達ばかりで
「こんな自分はダメなんだ」「まわりからもブレてる人と見られてる」と思っていたのです。
本書を読むとどうやら私はマルチ・ポテンシャライトの特徴に近いものがありました。
では、マルチ・ポテンシャライトとはなんでしょう?
特徴と働き方について書いてみました。
この記事の内容
◆飽きっぽい?仕事も続かない?マルチ・ポテンシャライトとは?
マルチ・ポテンシャライト
さまざまなことに興味を持ち、多くのことをクリエイティブに探究する人(本文から抜粋)
「私に天職なんて見つかるの?」
「そもそも私にぴったりのものなんて、ある?」
「何年も一つの仕事で満足できるのだろうか?」
「いろんな分野を飛び回っていないと満足できないなら、私は大成できるのだろうか?」
(本文から抜粋)
まさにこれは私が思っていたことです。
なにかに打ち込むことができなくて、打ち込んでも結果だして飽きるの繰り返しで
なんでいつもそうなのだろうかと思っていました。
「大人になったら何になりたい?」という呪い(本文から抜粋)
これは一つに絞らなければいけない意味があるんです。
ひとつの枠にはまりたくない気持ちもありつつも
しかし、ひとつのことに情熱を注ぐことができない
ブレてるように見えるのではないかとまわりの目を気にする私もいました。
◆飽きっぽいと思っていたマルチ・ポテンシャライトのすごさ
アイデアを統合できる。
複数のコンセプトを組み合わせ、それが交わる場所で新しいものを生み出すのが得意なのだ。(本文から抜粋)
私自身、これがもっとも得意です。
新メニューやどこにもないような、誰もやってないようなメニューを考えることが好きです。
人のメニューを考えることも得意で
その人の資格や特技を考慮したうえで考えることができます。
誰でもできると思っていましたが、マルチ・ポテンシャライトの特徴のようです。
学習速度が速い(本文から抜粋)
これも得意です。
興味ある分野に関してだけですが。
実践を繰り返して、または人から学んでいくタイプです。
他にもマルチ・ポテンシャライトのすごさが本書には書いていて
あてはまるところが多々ありました。
飽きっぽい性格で仕事も長続きしないと思っていましたが
その特徴を活かすといいということのようです。
◆マルチ・ポテンシャライトの課題
マルチ・ポテンシャライトは、「仕事」「生産性」「自尊心」という大事な3つの分野で、苦労することが多いのだ。(本文から抜粋)
まさに私にもあてはまります。
仕事に関しては目標まで達してこれから稼ぐのも楽になるかもしれない!という時に
気持ちが離れてしまうのです。
すごく稼いでいても辞めてしまった時もあります。
そして、自尊心のところにもかかわってきますが
後ろめたさや、自分は一流になれないという想いもありました。
◆飽きっぽい性格の自分の働き方を知る
本書ではマルチ・ポテンシャライトの幸せな働き方のパターンがあげられていました。
私にあてはまるのが
フェニックス・アプローチ
数か月、数年ごとに業界を移り、興味を一つうずつ掘り下げていく(本文から抜粋)
一貫性がなく、ただでたらめな転職を繰り返しているように見えるかもしれない。(本文から抜粋)
たぶんまわりからそう見られているだろうなと思うのです。
ただ、私のことをよく知っている人からは
「やることすべてがつながってるよね」と言ってもらえたのです。
その人はひとつのことしかできないから
逆に私のようにできる人がすごいと言ってくれていました。
フェニックスの人生は、外から見たら支離滅裂ででたらめに見えるかもしれないが、それぞれのキャリアをつなぐ共通の「なぜ」が存在することが多い(本文から抜粋)
そう、実は支離滅裂なようでつながっているのです。
◆まとめ
いかがでしたでしょうか?
エミリー・ワプニック著/長澤あかね訳
「マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法」(PHP)
飽きっぽい性格で
ひとつの仕事に情熱を注ぐことができない、そんな自分はダメなんだ
と思っている人にぜひ読んで頂きたい本です。
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