紹介するのは
「感動力の教科書 人の心を動かす究極のビジネススキル」
(感動プロデューサー平野秀典著 Discover)
平野秀典さんの本で最初に読んだのがこの本でした。
まさに「感動」
実は紹介したくなくなるほどに、すごい本でした!!
この記事の内容
◆情報が溢れすぎてる状態
物は豊かになり、インターネットですぐ情報を調べることができる時代。
では?どれだけの情報が人の目にとまっているのだろうかと考えると
99.996%の情報がスルーされているのです。
情報があふれすぎた世界で私たちは、必要な情報にアクセスしたいために、スルーする能力を向上させて対応しているのです。(本文から抜粋)
では、伝え方やテクニックで心を動かす表現ができるのだろうか??
人に価値を伝えるために最も大切なものは、テクニックではなくハート(心)です。(本文から抜粋)
人を動かす秘訣とは「自ら動きたくなる気持ちを起こさせること」
(本文から抜粋)
◆人を動かす表現力3つ
たった一人に向けて話すように表現しよう。
そうすれば、パワフルに伝わる。(本文から抜粋)
文章を書く時もよく言われますが、1人の人に伝わるようにと。
つまりは、たった1人にも伝わらないような表現は大勢にも伝わっていないということです。
1人に伝わる=大勢に伝わることです。
長い話しは伝わらない。人の心に残り、行動を促すのは文章ではなく「キーワード」(本文から抜粋)
長々と話したら心を動かすかと言ったら
実は短く表現をした方が伝わりやすいということ。
スピーチ開始から数分の間は、下りのエスカレーターを駆け上がるくらいの気持ちで話しながら空気を創る。
私も講師をしているのでよくわかるのですが、講座はじめの数分間は相手の顔色をうかがわずに自分で場の空気を創ることが大事です。
・・・・・・と言いつつ、私は場の空気を創ることが苦手で「淡々とした講座」といういいのか悪いのかわからない講座なのです。
しかし、「淡々とした講座」に「みぃ先生らしさを感じる」「落ち着いて受講できました。」なんて言って頂けます。
◆表現力があっても、心を動かかすことはできない
人を動かす表現3つをあげてみましたが
それができたとしても、相手に届くとは限りません。
ビジネスシーンで感動が生まれるときは、「お客様も共演者」という関係性のときが圧倒的に多い。(本文から抜粋)
ただ一方的に伝える、下心を持って伝える、表現するではなく
いかに聞いてくれる人のことを思って、心からの想いを表現することが大事なのだと思います。
◆心に伝わることが、心を動かす、人が動く
心で感じて動く「感動」という言葉はあるが、
頭で知って動く「知動」という言葉はない。(本文から抜粋)
つまり、どんなにうまい言葉や、どんなに正確に伝えたとしても
それが人の心に届いたかと言ったらまた違うということなのです。
心が動いて、人が動く、相手が行動してこそ
心を動かす表現をしたということなのです。
◆この本で人生変わったと言ってもいいくらいに私の心を動かしました。
もともとブログで文章を書くことは好きだったため、この本を読みました。
読みながらに泣くくらいに感動しました。
実は書評を書きながらも泣いている・・・笑
文章を書く、表現するのであれは
「人の心を動かすような、人が感動するような文章を書きたい」
そして、
「文章を書くことによって自分自身をみつめ、自分自身を表現し、自分自身を生きる」
そう思ったきっかけとなった本です。
朝起きてから夜寝るまでの時間を、1つのドラマとして考えることから始めましょう。(本文から抜粋)
毎日がドラマです。
そう感じとれる感性がないと人の心を動かす表現力はできないのではないかと思います。
本当のトップセールスは、売り方がうまい人よりも、自分の感動をお客様に伝わるように表現できる人です。人を動かすリーダーや経営者は、自分の感動を部下に伝わるように表現できる人です。(本文から抜粋)
◆まとめ
ブログではこの「感動力の教科書」のテクニックの部分しか書けませんでしたが
「なんだ、テクニックの本か」と思わずにぜひ読んで頂きたい。