今回の書評は
椎原崇著
「うまくいったやり方から捨てなさい」(サンマーク出版)です。
椎原崇さんは中学を卒業後、パチプロになり「学歴なし」「資格なし」の状態でビジネスオーナーになりお金と時間の自由を手に入れた人です。
コンサルタント業を本業としています。
私は実は椎原崇さん直々のコンサルは受けていないですが
私のコンサルして頂いた方が椎原崇さんのコンサルを受けた方です。
なにがいいかというと「ゆるっ」とした雰囲気が好きだったりもします。
そんな椎原崇さんの著書「うまくいったやり方がから捨てなさい」は初の著書になります。
この本から「なりたい自分になるために」学んだことを書いていきたいと思います。
この記事の内容
◆なりたい自分になっていい
今、時代も、考え方も、国も、情報も、
「なりたい自分になっていいんだよ!」ってどんどん後押ししてくれているような感じがするのです。(本文から抜粋)
ほしいものや情報はすぐに手に入る時代
行きたいところにもすぐに行ける時代
椎原崇さんはその状態を「なりたい自分になっていいメッセージ」と書いています。
では、
なりたい自分とは?
それを見つけるポイントが書かれてありました。
◆なりたい自分になるために捨てる
うまくいく人は「軽々と楽しそうに捨てられる人」(本文から抜粋)
今まで心地よかった場所などに違和感を感じるようになってきたら
人生のステージが変わる時なのだそうです。
そこで、軽々と楽しそうに捨てられるかどうかが鍵となります。
そんなことを言っても今までそれでうまく行ってたのに!と思ってしまう私もいます。
・喜びでやっているか?
・もったいないからやっているか?(本文から抜粋)
もったいないと思っているものこそ、今の自分に必要のないものだったりします。
大切だったり、大好きだったりするものは「もったいない」って思わないですよね。
あなたをここまで連れてきたものが、あなたをあそこまで連れていってくれることはありません。今までの自分を手放したあなたが、想像もできないところへあなた自身を連れていってくれるのです。(本文から抜粋)
私自身は、違和感を感じやすく
違和感を放置しておくと「もやもや」「悶々」としたものがたまって行きます。
その状態に耐えられないので
違和感を感じた人、物、団体からは距離を置くようにしています。
決して悪い物ではないので心苦しい部分もあるし、もったいないと思うこともあるけれど
あくまでも「自分自身のなかでの違和感」なので
人に話すことはほとんどしません。
◆なりたい自分になるために「ほしい物」を知る
フォーカスすることと、フォーカスしつづけること。その両方があれば、人生もその結果がまったく違ったものになるのです。(本文から抜粋)
自分自身がどんな状態になりたいのか?ということを明確にすることが大事と書いています。
よく例えられるのが「カーナビ」
行先がわからないとどこに向かっていったらいいかわからないのです。
私も、車を駐車場でバックで止めるとき
「ここに止める!」という意識じゃないと、ちゃんと白線におさまらなかったりしているので
決めて意識するって大事なのだと思いました。
それ、よその土俵におじゃましていませんか?
そこ、あなたの土俵ではないかもしれませんよ?(本文から抜粋)
大事なのは自分の力を発揮できるのはどの土俵なのか見極めることなのだそうです。
あれもこれもやってしまうと、
フォーカスできなくなり劣等感を感じまくる人生になるそうです。
私はあれもこれもやってしまう方なので
そしてほどほどにできてしまうので、なかなかにフォーカスできません。
自分の能力を発揮できる土俵を見極めること大事だと思いました。
◆なりたい自分になるために「自分らしさ」を武器にする
あなたがどんなことを仕事にしていたとしても、そこで成果を上げようとするなら、もっとも大事なことは、「あなたから買いたい!」「あなたに担当してほしい!」と思ってもらうことです(本文から抜粋)
これは私が受けたコンサルでも何回も教わったことです。
「なにを提供するか」ではなく誰が提供するか?
私の場合だと個性心理學の認定講師カウンセラーは全国に1000人以上います。
秋田県には30人以上。
私自身が「人と同じことをやりたくない」「誰かができるならその誰かがやればいい」と思っている方なので
そうなった時に個性心理學を提供する人やたくさんいるなかで
私にお願いしたくなるにはどうしたらいいか?
と考えると、「自分自身」しか売りはありませんでした
自分を売るということはオンリー1でナンバー1となるのと
自分を表現することによって私のことを嫌う人は最初から申し込みはしてこないので
お会いする時から人間関係ができあがっている状態です。
大切なのは
自分の魅力を受け入れる。
自分の価値を受け入れる。
自分のすばらしさに降参する。
これらは能天気なアドバイスではありません。これって実は、めちゃくちゃしんどいことだから。(本文から抜粋)
「自分なんてたいしたことないんです」と言っていた方が楽なんですね。
叩かれないし、妬まれないし。
日本人は特に謙遜することが美徳とされています。
「自分はこんなにすごいんです!」と言ったとたんに目立つし叩かれやすい。
「自分なんてたいしたことないです」と言う人は
「そんなことないですよ。あなたにはいろんないいところがあります」と言ってもらいたいのだろうなと思っていますが
私は知ってて言わないタイプです。
「そうなんですね」で終わります。
◆なりたい自分になるために「とことん受け取って幸せになる」
あなたが何かをしようとするとき、誰かに動いてもらいたいときは「なぜ、それをやるのか?」の理由の部分を伝えるべきなのです。(本文から抜粋)
何をするより「なぜそれをするのか」ということに注目して共感したいのだと思います。
コンサルを受けた時もそうでしたが
自分がやる理由というのがあるとブレません。
やることは変わっても根柢は変わらないのです。
知り合いからイベントを企画したので「来てほしい」と言われたことがありますが
「そのイベントを企画した理由教えて」と聞いたところ
「人から頼まれたから」と言われた時は行く必要ないなと感じました。
はっきり物を言いあえる友達だったので
「もう少し心動かすような理由があれば行ったよ」とはっきり言ってしまいましたが。
理由大事ってことですね。
◆著者 椎原崇さんの個性心理學 診断をしてみる
著者の椎原崇さんの個性を個性心理學で診断してみました。
生年月日はネットで調べました。
本質 ゆったりとした悠然の虎(海洋×大樹)(慈悲深い虎 雨露×雨露)
表面 チータ
意志 チータ
レール ロジック(雨露)
リズム 海洋
レールがロジックでした!
学を極めたい人になります。そして学んだことを人にお伝えするという使命がある方ですね。
探究心があるので自分がこれ!というものに関しては「なぜ?」「どうして?」と知りたい欲求があります。
そして、リズムが海洋。
どちらかと言うと学校よりはやくに社会に出てたくさんのことを体験して学んでいくタイプなので中卒というのは、それでよかったのだということです。
自分自身が体験体感したことをお伝えしていくタイプになります。
また、
海洋は束縛嫌いな自由人。いろいろなことにチャレンジをしたいタイプになります。
枠にはまらない、非常識を常識にするくらいのエネルギーがある人です。
著書「うまくいったやり方から捨てなさい」では
僕の話しは、どこかの偉い先生みたいな人が教えているビジネスのやり方とか、考え方とかとはまったく違うものだと思います。
まさにこれで、型破りです。
本質のゆったりとした悠然の虎は芸能人で言うと福山雅治さん
ゆったりとした雰囲気の方が多いかなとおもいます。
そして、実は頑固!曲がったことも嫌いです。
◆まとめ
いかがでしたでしょうか?
椎原崇著
「うまくいったやり方から捨てなさい」(サンマーク出版)を読んで
小さな当たり前を変えることが自分らしくなりたい自分にむかって人生を劇的に変えて行くのだと言うことがわかりました。
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