【書評】敏感すぎる自分の処方箋~生きづらさがラクになる自分自身とのつきあい方

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敏感すぎる 生きづらい

書店に行くと敏感すぎる人のための本がたくさん増えました。

ひと昔前はなかったと思うのですが

では「敏感すぎる人」とはどんな人のことを言うのか?

ナツメ社

「敏感すぎる自分の処方箋~生きづらさがラクになる、自分自身との付き合い方~」

保坂隆監修の書評とともに書いていきます。

◆敏感すぎる人とは??

「HSP]という言葉を目にすることがあります。

HSPとは「Highly Sensitive Person」の略で「とても敏感な人」という意味です。(本文から抜粋)

とても敏感な人は5人に1人はいます。

5人に1人は辛い思いをしているのです。

では、自己チェックをあげてみます。

①周囲の微妙な変化にすぐ気づき、空気を敏感に読む

②相手がどういう気分なのか、気になってしかたがない

③人にどう思われているか、とても気になる

④人と話しているとき、つい言葉の裏を考えてしまう

⑤人見知りで、初めて知り合った人となかなか慣れない

⑥ひとりでいるのが苦手で、誰か頼れる人がいてほしい

⑦体に触れられるのが苦手

⑧人前で仕事をするのは集中できないので苦手

⑨おなかがすくと集中できなくなる

⑩間違いを指摘されると傷つき、なかなか立ち直れない

⑪約束をすると、とても気になって落ち着かない

⑫カフェインに敏感で、お茶やコーヒーを飲むと眠れない

⑬においや味などの好みが強く、苦手な食べ物も多い

⑭忘れ物やミスがないか、何度もチェックするほうだ

⑮他人に対して、とても良心的だと思う

⑯ちょっとしたことにも、すごくびっくりする

⑰大きな音がとても苦手

⑱明るい光や交通音、時計の針の音が気になって眠れないことが多い

⑲動揺してしまうような状況をなるべく避けている

⑳創造力が豊で、空想にふけることが多いと思う

㉑美術や音楽がだいすきで、人より感動するほうだ

㉒勘がいいほうだ

㉓痛みに敏感

㉔暴力的、残酷なシーンのある映画やテレビは見ない

㉕短い時間に多くのことを同時にするのは苦手

㉖生活に変化があると混乱し、落ち着くまで時間がかかる

㉗人前で話すのが苦手でプレゼンテーションなどで緊張する

㉘肩こりや頭痛をよく感じる

㉙ストレスで胃が痛くなることがある

㉚子供のころに、親や教師から「内気」「神経質」といわれていた

20項目以上に「はい」と答えた場合はHSPです。

(本文から抜粋)

私は20項目以上「はい」です。

◆敏感すぎて生きづらかったときの私の話し

私が「敏感すぎる」と気づいたのはほんとに最近でした。

それまでは疲れやすくて「体力がない」と思っていたのです。

23歳の時から自営業をしていますが理由が「会社員勤めができなかったから」なのです。

とにかく人前で仕事ができない。

あがり症、電話対応も緊張してできない。

おまけに上司と社員の仲が悪くて自分が悪いわけでもないのに「自分のせいだ」と責める日々

結局、会社へは行くことができなくなりました。

自営業をしてからはリンパケアがメニューにありましたが

お客様の状態が手に取るようにわかるのです。

痛い箇所やその人の気持ちをもらってしまう状態で

この仕事をしていたら体がいくつあっても足りないと思っていました。

文章の文面からもその人がどんな人かがわかったり

光や音にはかなり敏感です。

日常生活では車のなかは無音か音楽をかけててもボリュームはかすかに聞こえる程度

テレビの音は小さくしてもらわないと落ち着かなくなるので家族には不便させているなと感じます。

時計の針の音も苦手で気になって眠れなくなります。

出張先で暴走族の音や、酔っ払いの声を聞いただけで体が硬直してしまうのです。

人の気持ちがわかりすぎるゆえに優しくしすぎて辛い思いもしてきました。

◆敏感すぎることをネガティブに捉えない

敏感すぎることをネガティブに捉えがちな人が多いと本書に書かれていますが物事は捉え方次第なのです。

人の感情や気分に振り回される→頼りにされる。また、リーダーに向く。

何とかしなくてはと気苦労が多い→良心的で堅実

過敏でなんでも気にしすぎる→豊な感性をもった繊細な人間

(本文から抜粋)

ネガティブに捉えていた時は本当に辛かった時です。

当時は「敏感すぎる」なんてわかりもしなかったので

生きづらいとは思いもしませんでした。

しかし、「なぜ自分はできないのだろうか?」

と自分を責めることばかりをしていました。

◆敏感すぎるからこそできること

性格ではなくもって生まれた気質(本文から抜粋)

気質は持って生まれたものなので変えられないのです。

だとしたら、自分がその気質で生まれてきて、その気質をどう活かすかかを考えるのです。

私の場合は

考えかたの癖として常にネガティブでしたが自己啓発の本を赤線をひきながら読み、

朝起きたら読めるところまで赤線を読み

寝る前にまた赤線を読むことを繰り返していました。

そのおかげもあってだいぶ考え方や捉え方は変化したかと思います。

「動揺しやすさ」があるので

先々を読んで行動を先回りすることをしたり

「あがり症」もあり、緊張すると耳が痛くなるほど

個性心理學認定講師を仕事とし、多くて100名規模の人数の前で話しをしたりしましたが

最初はしっかり台本を考えること

そして、仕事なのだからあがり症でいるわけにはいかないと「あえて緊張する場」で講話をさせてもらったり

毎回緊張することには変わりないですが耳が痛くなることはなくなりました。

早い段階から自営業をはじめたのもよかったのかもしれません。

私が好きな人、好きでいてくれるお客様が通ってくださっていたのでとてもマイペースに仕事ができていました。

敏感すぎるからこそできる仕事

感受性が豊か→作家、音楽家、画家、評論家、編集者

危機を察知し、のりきることができる→投資家、経営者、経営コンサルタント、企業内での管理職

人の気持ちに寄り添える→医師、看護師、カウンセラー、介護職、教師(本文から抜粋)

サポート関係の仕事もむいているようです。

言われてみれば私は講座より個人カウンセリングの方が評判よかったり

専門の先生からも「共感する力がすごい」と言って頂いたり

サポートにかんしては右に出る人はいないと思っていましたから。

そして、大勢の人に会うことが苦手なので

1人で集中してするブログも開始し、気質にはぴったりだったと思います。

自然と自分の気質の活かしどころを見極めていたのだと思います。

◆まとめ

生きづらさの原因が敏感すぎるゆえだったら

自分の敏感さをどうやったら活かすことができるかと考えると

実は一番の短所だと思っていたところが

最強の長所になるのです。

敏感だからこそ、今の自分があると思えたら最高だと思います。