堀江貴文さんの著書の書評を書くことが多いと思う私です。
読んでて納得するところや
世間的にはまずいのではないかと思う自分の感覚を堂々と書かれてあって
自分は自分でいいんだと勇気をもらうことが多いのです。
今回の書評は
堀江貴文、西野亮廣著
「バカとつき合うな」徳間書店
タイトルもですが本の中には「バカ」という言葉がたくさん
実は自分自身は「バカ」とか「アホ」とかそういう言葉が好きではないのですが
堀江貴文さんのことなので
実は愛情溢れた内容なんだろうなと思って購入しました。
テレビのイメージの堀江貴文さんだったら
この本は購入しなかったと思います。
さまざまな著書を読んで堀江貴文さんの人柄がテレビのイメージと違ってたので
購入しました。
本書「バカとつき合うな」ではさまざまなバカについて書いていました。
私が印象に残ったバカについて書いていきたいと思います。
この記事の内容
◆自分自身が今、自由じゃないのはバカとつき合っているから
人間の変わらないバカさについて語っています。
バカを考えることは、人間を考えることです。(本文から抜粋)
バカはいつでもいた状態であり、バカは普遍的ということ。
大きな話しをするなら、そんなバカの存在が、人類文化の足を引っ張りつづけてきたんだと思います。正確に言うなら、人類の自由を邪魔しつづけてきた。(本文から抜粋)
自分自身が今現在、自由じゃないならバカとつき合っていないかを確認してみるといいかもしれません。
◆ひとつの仕事で一生やっていこうとするバカ
ひとつの仕事で一生を生き抜くなんて、天才にしかできない生き方です。(本文から抜粋)
私自身はひとつのことをできないタイプで
あれもこれもとやってしまうことに「なんて自分は飽きっぽいんだろう」また「いろいろやってみたい」と思っていました。
ひとつの仕事に突き抜けてできる人はやっぱりかっこいいし憧れていいましたが、
私は私でそういう生き方でもいいのだと感じさせられました。
◆無自覚に人の時間を奪うバカ
人の時間を奪うことに鈍感な人間が多すぎる(本文から抜粋)
これはほんと同感であり、私も人に無自覚でしていないか気をつけています。
本書では電話も人の時間を奪う行為としてあげています。
私自身も電話より文面が残るメールなどでのやり取りがほぼ主流です。
口頭で仕事を依頼されても文書やメールで形が残るようにしたいと思っています。
大事な話しは電話でという人もいますが・・・大事な話しだからこそ文書でと考えるタイプです。
昔から電話はかかってきても高確率で出ません。
それは堀江貴文さんと同じ考えです。
電話は、その時間に強制的に割り込んで、その集中を途切れさせるんです。(本文から抜粋)
最近はLINEなどでの細かい長時間のやり取りも多いので
実は私は苦手でして。
そんな自分を人間不信なタイプと思っては責めていたりもしてましたが
最近はスマホの電源さえもOFFにしている場合もあります。
それだけ集中して物事に取り組みたいと思うことと
それだけ自分の時間を大事にしたいということです。
◆孤独を怖がるバカ
本当にやりたいことをやっていれば、自然とそれにふさわしい人間関係が拡がっていく。(本文から抜粋)
人間関係なんてつねに変わり続けるもの。
孤独になろうがなるまいが気にするな。(本文から抜粋)
これはちょっと前まで私が悩んでいたところでした。
いろいろチャレンジしたい私はどんどんチャレンジすればするほど
人が離れていくのです。
しかし、そのぶん新しい出会いもある。
それはわかっているけれど、人が離れていくことが耐えられなかったのです。
私自身もバカだったということですね。
◆堀江貴文さんと西野亮廣さんを例にいいバカと悪いバカがいるということ
この「バカとつき合うな」を読むと
いいバカと悪いバカがいると思いました。
お2人があげているバカは対人です。
しかし、
お2人のバカさ加減は自分自身を楽しんでいること。
そのバカさ加減にまわりが巻き込まれ
まわりにいい影響が出る感じがしました。
一番最初にくるのは自分自身がやりたいかどうか
それをバカになってやる
余計な思考を捨てることが即、頭のよさにつながるんです。(本文から抜粋)
あれこれ考えるまえに行動をする
これをいいバカというのだと感じました。
◆堀江貴文さんと西野亮廣さんの個性を個性心理學で診断
堀江貴文さんの個性診断から10年周期説での運気の診断から
どれだけ好きなんですかという感じではありますが
著書「バカとつき合うな」を読んでまた思ったことを書きます。
「自分の子どもである限り、全員を守り抜く。」
鬼気迫る表情で我が子を守り抜こうとする母親。
そんなイメージをぼくはホリエモンさんに持っています。(本文から抜粋)
西野亮廣さんのこの言葉につきますね。
堀江貴文さんの個性は
本質 順応性のある狼(雨露×灯火)
表面 たぬき
意志 ライオン(傷つきやすいライオン 宝石×雨露)
レール エリート(宝石)
今まで私が読んだ著書では一匹狼で言葉足らずで誤解されやすい狼と
デリケートな芸術家肌の灯火の印象をうけていました。
やはり堀江貴文さんがあげる「バカ」についても
狼、灯火の特融のところがあります。
西野さんのこの言葉は
厳しい子育てをするライオンと
しかし、出会った人みな家族、母性が溢れ、家族仲間が大事でみんなよくなればいいなと思う雨露を感じる言葉だと思いました。
西野くんは、バカに付き合って時間をとられることは嫌いながらも、その気になれば、バカと付き合うこともできる気がするんですよね。(本文から抜粋)
西野亮廣さんに対しての堀江貴文さんの言葉です。
では、西野亮廣さんの個性は
本質 協調性のないひつじ(灯火×宝石)
表面 ライオン
意志 チータ(長距離ランナーのチータ 大樹×山岳)
レール マイペース(大樹)
本質のひつじは愚痴ボヤキが多いタイプではありますが
西野亮廣さんは愚痴ボヤキを言わないタイプ。
それは意志にチータがいるからですね。
ひつじはついつい考えこんでしまってネガティブモードになりがちですが
チータが「なんとかなる!」の超プラス思考で切り替えをしているのかなと思いました。
深く物事を考えることもできるし、頭の回転もはやいタイプです。
そして、堀江貴文さんが「バカと付き合うこともできる気がする」というのは
人の話しを聞くことが上手なタイプだから。
本書でも200人の話しを聞いたということから情報収集が好きなひつじは
話しを聞くことも情報と思って聞けたのかなと思います。
堀江貴文さんと西野亮廣さんに共通するのは
「灯火」と「ライオン」です。
「ライオン」はその道のプロを目指すタイプ
「灯火」は人真似をしない。頭がよくクリエイティブなタイプ。
そのまんまだと思いました。
◆まとめ
「バカとつき合うな」
バカという言葉に抵抗こそはありましたが
自分自身を諦めるなというメッセージを感じられました。
また、勇気づけられた一冊となりました!!